すごいニュースを目の当たりにして驚いています。
先日、オランダ国王が実は21年間もKLMオランダ航空の短距離路線子会社、「KLMシティーホッパー」で副操縦士として月2回ほど乗務していますと報道されていました。
フォッカー70型機の副操縦士として乗務していましたが、現在はボーング737型の機種転換訓練を受けている最中だそうです。国王とエアラインパイロットって兼務できるんだ。
え?
ええええええええええええええええええええ!!!!!
ほんとうですか?なんてフットワークの軽い国王様なんでしょう!信じられない!
多分世界全体を見回しても、国王をやりながらエアラインパイロット(現役)として飛び続けている人っていないのではないでしょうか。
まさかと思って調べてみたら
他にもパイロットとして名を馳せていらっしゃる方々がいました(笑)
サウジアラビア王族
スルタン・ビン・サルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アル・サウード
サウジアラビア空軍の元戦闘機パイロット、スペースシャトル「ディスカバリー」の18回目のミッションフライト、STS-51-Gのペイロードスペシャリストとして宇宙飛行の経験あり。(!)
現サウジアラビア空軍戦闘機パイロットとして乗務。
ヨルダン国王
王室公用機のエアバス310を自ら操縦できるのみならず、対戦車ヘリコプター「アパッチ」の操縦から戦車の操縦、戦車にいたってはイギリスのサンドハースト陸軍士官学校卒業の経歴もあわせもつからか、部隊の指揮まで取れるという多彩な国王。
イギリス王室
元イギリス軍ヘリコプターパイロットとしてミッション経験あり。というか陸軍、海軍、空軍すべての階級をお持ち。その後民間救急サービス「East Anglian Air Ambulance」のヘリコプターパイロットとして乗務。
操縦士ではありませんが、ヘンリー王子も前線航空管制官としてアフガニスタンでの最前線ミッション経験あり。
などなど。いやはや、凄いですね。公務とあわせて操縦されている。王室や王族の警護とかどうなっているのでしょうか。
伝統として従軍しなければならない国もあるようですが、実際に最前線まで行かれるという。日本でも第二次世界大戦までは皇室の方々も従軍しなければいけなかったとか。
いずれにしても相当な努力を重ねていらっしゃるんだろうなと推察。
自分も例え100分の1ほどだとしても見習わなければ。
あ、チェックライドの日程連絡がきました。
6月の後半で現在調整中です。
さてさて、今日はここまで。