今日は引っ越しに伴うパイロットライセンスの住所変更について、ご紹介したいと思います。
いつぞやの投稿でご紹介しますと明記してから、はや数か月。ようやくご紹介することができます(笑)
さてさて、今回変更するのは最初にライセンスを取得したアメリカのライセンスになります。
日本のものについては本籍地を変更しない限り、特段変更申請が必要になるようなことは聞いておりませんが、何かしらご紹介できるものがあれば、またいずれ。
FAA(アメリカ連邦航空局)発行のパイロットライセンスには見る限り
Ⅰ Issued Country Name
Ⅱ Categories
Ⅲ Certification Number
Ⅳ Name
Ⅴ Address
Ⅵ Nationality
Ⅷ Acting Administrator
Ⅸ the privileges
Ⅹ Date of issue
Ⅺ Goverment Agency Name
Ⅻ Ratings
XIII Limitations
などなど、様々なライセンスホルダーの情報が書き込まれています。
今回は住所変更となりますので、実はオンライン上で住所変更と、ライセンスの再発行が申請することが出来ます。
かかる費用は2ドルです。(2019年3月7日現在の情報)
2ドル?
え?
200円前後?
手数料にしては安すぎませんか?FAAさん?(笑)
再発行ということは、カードの材料、印刷、国際郵便で発送など含めても
相当な金額がかかるんだろうな、という認識でオンラインサービスのページを開いたのですが、クレジットカードで決済するだけでOKだそうです。
まずはそのオンラインサービスを提供しているサイトから探してみました。
手掛かりになったのはライセンスが初めて送られてきた時のあの紙です。
ちょうどページ中段のあたりに「Civil Aviation Registry Web Site」とあったのを思い出したので、そこに利用する為にFAAのAirmen Certification Pageを開いてみました。
Airmen Certification Update Your Addressというページの表示を見つけました。
多分このページからリンクがあるのかなと探していると
ありました。Airmen On-Line Services。
使用するには最初にアカウント作成が必須のようです。
まずはサイトにアクセスしてみると
いきなり表示されたのは、政府のサイトにアクセスしているのと、注意書きや同意事項の数々。
とりあえず読んでみると、問題無かったので「I Agree」を押します。
Create an Airmen Services Accountの情報入力ページが出てきました。
入力して、Certification Numberやメールやパスワードを設定して、次のページへ進みます。
次のページへ進むボタンを押すと、同時に登録したE-Mailに「あなた今、申請しましたか?本人が申請したなら、このメールの「Verification Link」押してね!」
というメールが着信します。
これまた丁重にリンクをクリックします。
先程から、なぜ丁重に、というか慎重にボタンを押しているかと言うと
FAAのこの手のサイトは、動作が物凄く遅いので、普通のサイトでクリックしている感覚でクリックすると、途中でビジー状態が発生したりします。
その状態に入ったことに気づかずに、リンクをクリックなんてしたりすると
こうなります。Unavaillableです。
サーバー自体がそんなに強くないのか、よく分かりませんが
チェックライド前のIACRA申請の時に投稿(今回のチェックライドについて-Part2-(当日試験前IACRA準備編)にご紹介したように
さんざん煮え湯を飲まされた経験から、FAAのサイトは紳士的に丁重に扱ってあげないと、とても貴重な個人情報やクレジットカード情報を入力しているにも関わらず
問答無用でダウンしてしまうのです。今まで頑張って入力してきた内容もろとも無くなるので、強制的に心機一転もう1回!!最初から!!頑張って!!
な状態に陥るのです。丁重にしていたのに、この状態が発生すると、気分は「低調」というか「最悪」な気分になります。また同じ時間を間違えの無い入力内容に注意しながら繰り返すのかと。
ひとまず、アカウント情報は入力したので次へ進みます。
Feadbackしてね!という注意書きが表示され、またかと思いましたが、そこは丁重に「No,thanks」をクリックします。
こちらが「Airmen Services」のログオンページになります。
ここから登録したアドレスと、先ほど登録したパスワードを入力して「Logon」します。
これがAirmen ServicesのMain Menuです。Accountのところにある「Change Mailing Address」をクリックします。
あとは、今登録されているアドレスから、新しいアドレスへ登録してSaveをクリックします。
これでアドレス情報は変更されました。次はライセンスのカード再発行です。
今度は「Order Replacement Certificates」をクリックします。
あなたが落としたのは・・・
いやいや、あなたが再発行したいのはこのカードですかね?
と、確認ページが出てきます。
ちなみにこの「Reason」の部分を開いてみると
こんな感じで、壊した、英語証明付いた、Tempoのやつ、無くした、盗まれた、前の様式から変えるため
などたくさん出てきます。
次にライセンスに表記される内容の確認が出てきます。
ここでは住所の他、身長、体重、目の色などの表記も変更を申請することが出来ます。
ページ下段には今回の変更費用が
2ドル!
素敵です。クレジットカード支払いで登録します。
カード情報を入力してSubmitすると
こんなメールが届きます。
変更手続き完了したよ!とのことです。
またサイトの方には同じく完了したことと、問い合わせ番号が表示されます。
このページをちゃんと印刷して控えておいてねとも。
以上です。
あとはライセンスが届くのを待つだけです。
ちゃんと届くかな?
さてさて、パイロットライセンスの住所変更(FAA編)はここまで。