ユナイテッドの機内食Part2(成田ーサンフランシスコ国際線編)
今日はユナイテッドの機内食で成田ーサンフランシスコで食べた機内食と乗り心地について投稿したいと思います。
2016年の3月~5月までカリフォルニアへ飛んだ際、ユナイテッド便を利用しました。
行きはBoeing 747で帰りはBoeing 787というジャンボとドリームライナーという新旧機材の双方に乗れたのは非常にラッキーでした。
ちなみに往路の17時便に乗ると夕食が出て、さらに就寝時間が過ぎると朝食が出てきます。
夕食のがボリュームがあり、朝食はなんだか質素な感じでした。
というわけで、はいこれ。
夕食は前回投稿した内容とは少し変わってChikin Katsulet(チキン カツレツ)でした。これが美味しかったというかもう少し食べたいくらいでした笑
そしてよく温められた状態で出てくるので、少し手をやけどしかけました。
ユナイテッドの機内は他の航空会社は知りませんが、上に羽織るものが無いと少し耐えられないほど寒いです。これは国際線も国内線も同じでしたね。
なので離陸してしばらくしてお客様の中から「エアコンの風を止めてほしい」とか「寒いので追加のブランケットをください」といった具合に申し出るお客様が結構いました。1度グアム行きの777であの寒さを経験していたので、今では必ず羽織るものを機内に持ち込んでいます。
なのでこの温かい食事はとても良かったです。ついでに最近ではHOTのGreen Tea(緑茶)を頼んでいますね。コーラやオレンジ、リンゴジュース、ペプシなどもありましたがICEにするとトイレが近くなりそうで笑
朝食はなんだかさっぱりしていました。オムレツとナゲット、そしてソーセージにセブーレというバタークッキーですね。
というか、自分の場合はこれが正解でした。
往路の747のシートは後部のCAさんが色々と用意する部屋に隣接したシートしかなかったのでそこを取ったのですが、なんと!
リ・ク・ラ・イ・ニ・ン・グ・が・出・来・ま・せ・ん・で・し・た・
搭乗して離陸するまでは、他のお客様の中にはすでに倒して楽にしている方もいらっしゃいましたが、自分は結局離陸する時にMost Upright Positionに戻さなければいけないので巡航に移ってからでいいだろうと思っていたのです。
で、シートベルトサインが消えたので。少し楽になろうと力をいれた訳なのですが
よっと!
「ゴッ!」
(ん?)
一瞬、頭の中では理解していたんです。この音がする時点で物理的に倒れないのは明白な事実なのですが。まさか国際線でリクライニングが出来ないシートがあるなんて。そんなバカな。自分の人生経験が足りないからなのかちっくしょうと。
理解しているのに理解したくないというか、この先の12時間を思うと頭を抱えたくなるというか、そんな気持ちでゆっくり後ろを振り返ると。。。
壁
うん、壁だなあ。うーん。え?まじでこのままサンフランシスコまでこの姿勢?
いやいや、天下のユナイテッドの国際線で。リクライニング機構が働かない、というか物理的に出来ない座席がある訳が無いと、すぐ壁の後ろで機内食を用意していたCAさんにリクエストしたのです。
自分「Excuse me,How can I use seat for Reclining back side?」
CAさん「No can do that,Sorry...」
自分「What a !!!!! ・・・ Can I change another seat?」
CAさん「Flight is already...Sorry」
自分「(最後まで言いきらないとは、あれ?気を遣われてる?)I see, No problem」
プロブレムだらけですけど、CAさんの困った顔を見たら、まぁ日本人我慢強いしなんとかなるかな的に考えてました、自分で。
自分ももうアラサーなのだから、このぐらいの社会の不条理は慣れっこです。いい歳してこれ以上言うのはみっともないしね。
(こないだ教えて頂いたのですが、英語圏でOh my Godは驚く時にも使えると思っていたのですが、そもそもGod(神様)の所は簡単に使うような言葉じゃないそうです。Oh!とかJeez!とかで十分だそうな)
ところがどっこい、無理! 2時間でギブアップです。背中痛い・・・そもそも747初めて乗ったけど777より硬くない?
それからはトイレ行ったり、トイレ待ちの振りしてキャビンの後ろから「良い夜空だな~」的に外を眺めながら時間を潰していると消灯時間になりました。
先程のCAさんが声を掛けてきました。
CAさん「Are you OK?」
自分「Yes Thank you!」(NO!!)
親切な方でしたね、お気遣いありがとうございます。さあ、長い夜のはじまりです!!
9時間後、灯りが点きました。良く寝れた人、あまり良く寝れなくて不快そうにしている人、見たところ半々ですかね?
もちろん私は後者ですよ。目はうつろになりながら、枕は頭の後ろじゃなくて背骨と骨盤のあたりをいったりきたりさせて凌いでいました。
背中バッキバキでもうね。サンフランシスコに着いたら速攻でリラクゼーションマッサージに行きたいと本気で思いました。
モントレーまでの乗り継ぎ便まで4時間あるしぎりぎり行けるだろうと。というかアメリカに日本みたいなラフィネとか手もみんはあるのだろうか?
そして着いたらBaggage Claimから出てくる自分のトランクを見て「ああ、君がいたよね」となり
リラクゼーションマッサージはありましたけど、こんな大荷物抱えて入る訳にはいかないなぁと自粛しました。
はじめての本土渡米で最初に行く場所がリラクゼーションマッサージというのも、人生の記録上どうなのと悩んだ結果です。
だから帰りの機材も747だったので、色々と憂鬱になっていたのですが。
5月に帰るころに何か変更があったようで、ゲートに行く途中で787が見えた時は「え?!まじまじ!!」と小躍りしました。
そうです、1か月半の渡米期間の間に帰りのユナイテッド太平洋路線に787が導入されていたのです。本当にラッキーなことに!
全席パーソナルモニター付きの電源付きシート、キャビンの気圧は地上気圧に近い高めに設定されているので疲労感が少なく快適な上、キャビン内に加湿器標準装備です。トイレ超綺麗!そしてシート幅が広い!往路と訓練の絶望を考えれば、嬉しくならないわけが無い!!
ということで帰りの機内食です。はいこれ。
Chikin Saute(チキンのソテー)と野菜にパンですね。このあとGreen Teaも頼みましたが、バタークッキーは記念に持って帰ることにしました。グアムの時の野菜より、こちらはあまりシャキシャキはしてませんでしたね。
そして、機内です。はいこれ。
いやあ、天井が広いから解放感があります。快適でした。
ゲートに着くまでは失敗した飛行訓練の上に、帰りもあの747で帰るのかと打ちひしがれていたのがどうでしょう!
映画3本ぶっ続けで成田まで見続けました。
グラディエーターにスターウォーズの新作、それと火星に取り残されて生き残る映画The Martianという映画です。日本だとオデッセイという名前でしたけど「火星人」と「長い冒険」って意味が結構違うのになんで名前変えてしまうんだろう。
そして意気揚々と成田に降り立った時は清々しい気持ちでした。
「787良かったな~また乗りたいな~」
ん?飛行訓練? ああ、あれね。また次、次。といった具合でした笑
ということでユナイテッド機内食Part2、国際線編はここまでです。