ヘッドランプ型カメラ -ウェアラブルカメラ 兼 非常灯のためにー
前回、というより大分前ですが「飛行訓練前にそろえた便利道具」の中で
訓練中の動画を撮りたくてウェアラブルカメラを買いそろえたことを紹介しました。
しかしグアム訓練中、不便な点が発覚
No1 (メガネにつけるタイプなので常にメガネを装着しなければいけない ⇒ 耳が痛い)
No2 (日中ならサングラス、夜間なら普通の眼鏡と、時間によってカメラをつけかえないといけない)
No3 (バッテリーの容量が最大70分しか持たないので、訓練中に途切れるがある。あとは重りでしかない)
No4 (夜間の撮影は照度が無くて映像が不鮮明)
No5 (ヘッドセットにテープで強引に張り付けているため、一番最初に張り付け角度を間違えると映像が斜めに撮影される)
No6 (1日ごとに充電が必要になるが、これが結構手間がかかる)
No7 (1日ごとにマイクロSDカードからデータをタブレットに移さないと、カメラで使える最大32GBでもすぐに容量不足になる)
などなど、不便な点がいっぱいになっていた訳で
代替機を探しておりました。
Panasonicの有名なウェアラブルカメラだと、どうしてもヘッドセットが邪魔になりますし。バッテリー容量が少ない。
クリップやテープでつけるにしても、なんとなくしっかり固定されない気がするし。
かといって、GoProは高価だし、バッテリー容量が同じく少ないし。
耳が痛くならない、時間によってつけかえる必要が無い、バッテリーを気にしなくてよい、夜間でも撮影可能、角度が常に水平を保てる、充電頻度が少ない、長時間撮影しても保存可能な容量を持っているカメラ、ついでにプリフライトチェックの時に着けてても邪魔にならないカメラ。
無いよな(笑)
と、思っていたら
ありました(笑)
防雨・長時間録画対応ヘッドランプ型ビデオカメラ 登山・キャンプで面白い映像が撮れそうなウェアラブルカメラ【CN-HLC01】
いやあ、もう
見つけた瞬間、使いたい要件すぐ確認して
全部クリアしてましたね、多分中国製でしょう。
こんなものを昼間にヘッドランプつけて何かしてたら怪しまれることでしょう。でも使うのは自分が操縦するセスナの中なので
気にはなりません。まぁ、教官には怪しまれるでしょうけど(笑)
性能はというと
- ウェアラブルカメラ ハンズフリーのヘッドランプ型ビデオカメラ
- 防雨仕様
- ヘッドランプは90度の角度調整が付いており自在にカメラ付ランプの向きを調整可能
- ヘッドバンドにより頭に固定されるので、ハンズフリーで撮影可能。
- ヘッドランプを点ければもちろん暗闇でも撮影可能。
- 18650型リチウムイオンバッテリー18650×2本を収納できるバッテリーケースを搭載。
※18650型リチウムイオンバッテリーは取扱いに厳重な注意が必要です。本当によく問題点や危険性を調べて下さい。
特に過充電で発火や爆発の危険があるものです。取り扱う際はどういった商品かよく調べて、保管方法、廃棄方法など確認の上、購入を検討されることをお勧めします。というより、販売者側でこの点注意しないのって結構問題だと思うのだが。1本ごとにナンバリングして、電圧も電圧計(テスター)で管理するぐらい徹底しないと危ない。
充電時も鉄缶の中で充電した方が無難でしょう。リチウムは禁水性、燃え尽きるのを待つしかない。エネループとかより電圧が約2倍大きいので代替品も注意が必要。
また、特筆すべきは2016年4月1日以降、旅客機によるリチウムバッテリーの輸送にはICAO技術指針ならびにIATA危険物基準によるところの規制があり、リチウムイオン電池の種類によっては航空輸送が禁じられています。この規制の範囲内か
必ず購入を検討しているリチウムイオン電池が航空輸送の規制内容に適合しているか、確認を行う必要がありますのでご注意ください。ものによっては危険物ラベルも必要になると思います。
- 一度の充電で1080Pでも合計5時間録画が可能。VGAなら7時間の録画が可能。
- 32GBmicroSD使用時に、1080Pの場合で約3時間、720Pの場合で約4時間でメモリフル。
- それ以上録画する場合は、32GBのmicroSDカードを2枚必要。
- ワンタッチ録画。録画ボタンを押すだけでカメラ電源がONになり自動的に録画がスタート。
- 高輝度LED採用ヘッドランプ。軽登山やキャンプから本格的な登山にも対応。
- 60-280ルーメンを3段階調整が可能な高輝度LEDを搭載。
- microSDカードの動作確認はTranscend製class10のUHS-Iモデルで実施済み。
ほあ~~~~~~
これは凄い。
早速、Amazonさんで購入。
なんといっても、もしNight Flightの途中、Electrical failure(電気故障)になった時もレンズにRed Filter貼っておけば非常灯として使えるし、スコールなど雨の多いグアムでもプレフライトチェックの時に使える。普段はそのままウェアラブルカメラとして使えばいいのだから。
最低でも3時間バッテリー持つなら、クロスカントリーフライトでも十分な稼働時間です。
ただ、気を付けなければいけないのはカメラもライトも使うバッテリーは同じのだから
両方使うと電池の消耗も激しいということ。クロスカントリーは適当な所で節約のために切った方が良さそうです。
あとは頭のうしろに配置されたバッテリーケースから火を噴かなければ完璧です(笑)
さてさて、商品が届くのを楽しみに待つとしましょう。