FTD(フライトトレーニングデバイス)
最近の飛行訓練では必ず耳にするFTD。
FAA(アメリカ連邦航空局)に認可される、または日本の航空局(JCAB)に認可されると上限はありますが飛行時間がつけられる優れもの。
FAAのサーキュラー(お知らせのようなものです)によれば、BATD(Basic Aviation Training Device)とAATD(Advanced Aviation Training Device)に2種類に分かれているらしい。
私はたまに都内の「FSシーマ」にふらっと立ち寄ってたまに乗るぐらいですが、2000円という価格帯でちゃんとしたシミュレータに乗れるのはやはり気楽でいいです。錦糸町から少し遠いのが口おしい。こちらのFTDはJCABの認証は受けてませんが、装備的には受けられるFTDだそうです。なんだろうお得感。
こないだ行った時も航空大学校の生徒さんがいらっしゃいました。
JCABに認可されると最大20時間までを飛行時間として認められるとのこと。日本での飛行訓練が1時間6万円だとしたら120万円分をFTDで置き換えられるのはかなりのメリットだと思う。去年そのFTDを中心にしたフライトトレーニングを行うFSO沖縄に訪問してきました。
ご覧の通りアビオニクスは実際の機体とほとんど変わりありません。というよりGermin G1000パネルなので実際の機体にしたらグレードの高い装備機ということになります。実際に乗せていただきましたが、これ。全部動くんです(笑)コックピット丸ごと。大きな動きでは無いですがコントロールホイール通り傾きます。なるほどリアルだ。
行く前にパイロットの方からシミュレーターってどうなの?って聞いてみた所、ラダーやトリムが電子入力だから実際の時よりセンシティブすぎるんじゃない?とのことでしたが、なるほど実機に乗ってないのでよく分かりませんでした(笑)今思えばそんなに変わらなかったような気がします。
FTDを受けた後はアメリカの2つの訓練校のどちらかへ紹介で行く形でした。ノース・ラスベガスとアメリカンフライヤーズという飛行学校でした。結局実際の機体でのフライトを選んでカリフォルニアに行ってしましましたが、もし可能ならライセンス取得後はこちらで特定技能審査をお願いできないか画策中です。
そして帰りに写真を撮るために那覇空港南側の瀬長島へ、新しい観光スポット「瀬長島ウミカジテラス」が出来たということでこちらも散策しに行った時でした。
「あれ?いやいや、あれ?ここにもフライトシミュレーター会社があるの?」
偶然見つけたそこは、なんというか周りのお店の雰囲気からは少し違うような感じがしました。なぜここに?といった印象です(笑)
しかもシミュレーターの会社目当てで来た沖縄で、まさかもう1社偶然見つけるとは思わなかったのです。会社名はトライエア。
現在はウミカジテラスから別の店舗へ引っ越し作業中のようですが、多少FSO沖縄より簡素な感じですが、トレーニングとして使う分には十分なように感じました。
旅はどこで何があるか分かりませんね。
最後に沖縄料理の写真でしめたいと思います。あーソーキそばが食べたい。
沖縄 普天間の近くの「3丁目の島そば屋」さん、ソーキそばも美味かったがぜんざいもなかなかでした(笑)