TFR=Temporary Flight Ristrictions
Super Bowl 51とTFR
今週末、アメリカ最大のイベントとも言われる 「Super Bowl 51」 が開催されます。
プロアメリカンフットボールの最高峰を決める試合で、スーパーサンデーとも呼ばれてますね。
めちゃくちゃ食べ物が売れる時期で、デリバリーピザ屋が儲かるとか。
ハーフタイムにみんながトイレに行って、水道管が使い過ぎでぶっ壊れたとか。
色々な伝説(都市伝説?)を残している大会ですが、まごうことなきアメリカ最大級のイベントです。
航空関係者にしてみれば、例によってこの期間は会場周辺にTFR(飛行制限空域)が設けられます。それも超厳重。かつ30マイルという広範囲にわたる飛行制限です。
もしこのエリアの中で航空機使って商売してる会社はなかなか涙目ですね~
このTFR、VIPが来るときと同じかまたはそれ以上の警備体制が敷かれ、戦闘機、対空ミサイル、海の近くなら軍艦まで動員してたりします。まぁ実際VIPが多数来場するイベントなので当然か。
TFRのエリアに関しては、もし航空機が通常の手続きを踏まずに侵入すれば、差し迫ったセキュリティ脅威とされてアメリカ政府からひどく激しい扱いを受けることがあるとNOTAM(航空情報)に記載されています。つまりは拘束、または撃墜ですかね。
あとFAAからもライセンスの剥奪またはそれに類する処分が下される旨明記されています。
それぐらい凄いイベントなのです。
日本時間だと2月6日の朝8時ぐらいからですかね。
この近くにお住まいで自家用機持っている方はまず期間中は飛べないでしょうなぁ。
実際どうなんだろ。
日本ではサミットの時にこれに近いNOTAMが出されますが、さすがに上みたいに30マイルまでTFRが出されることは無いので、やはり国土の差というものでしょうか。規模が段違いです。
ちょっと気になったので投稿してみました。
さてさて今日はここまで。