ヘッドライト型ビデオカメラが届きました
先日紹介したヘッドライト型ビデオカメラの商品が到着しました。
早速開封してみると、箱の色がモンスターボールみたいになっている!!
この中にはポケモンでも入っているのでしょうか。それとも内臓されている18650型リチウムイオン電池の危険性を暗に表現していたりするのでしょうか?(笑)
印象としては、意外と軽い。あと以外と小さい。という印象でした。
そして添えられた長3の封筒には、この会社の他製品の広告用紙が何枚も入っていました。
なんて商魂たくましいことでしょう。1度掴んだ顧客をまた次に繋げていこうとするこの姿勢。大企業から商品と一緒に他の広告が何枚も送られてくるのは良い感じがしませんが、中小企業のこういう姿勢は大好きです。
さてさて、まずは外観からご紹介しましょう。
見るからに、あのボールです(笑)
最初「あれ?ポケモンの商品と間違えて何か入っているのではなかろうか?」と疑問に思ったほどに、似ている。
そして中身はというと
うお!!
いきなり18650型リチウムイオン電池が姿をのぞかせていました。噂にたがわぬ怪しい風貌の電池。
まず最初のこの電池に保護回路がついているか、そうでないかを判断します。18650型リチウムイオン電池が
そこらの電気屋に置いていないのは、使い方を誤ると激しい過放電、過充電で燃焼、爆発を起こすからです。
最近では日本製で、極のでっぱりにコバルトを採用しているものだと、なかなか安全だと評判のようですが、それでも普通の電池に比べれば俄然危険性は高いです。その分高出力、高蓄電能力を持っている訳です。
目安としては通常の保護回路無しだと、18650型との名前の通り、大きさが縦65㎜、横18㎜となります。
これが+極か-極、どちらかに保護回路が付いていると2㎜~5㎜、大きいという訳です。
早速測ってみました。
縦の長さが67㎜でしたね。
あと、電池の横を見ます。もし保護回路が入っていれば、この保護回路を張り付けるためのリードがカバーから浮き出ているはずです。
ちょうどこのように
どうやら保護回路付きのリチウムイオン電池のようですが
ついてきた日本語説明書や電池本体にその記述はありません。なので一応気休め程度の確認です。
確認ができたので、まず保管です。
保管場所は考えました。あまり高いお金を出して鋼管や鉄缶をかってもしょうがないので、100円ショップで前に買った
ステンドグラス付き鉄製ランタンの中にしました。ちょうどヘッドランプ全体が入りますし、燃えだしたとしても鉄製な上にステンドグラスは厚さ5㎜のあわせ板ガラスです。ちょうど上に排煙口もあるので、何かあれば煙とステンドグラスの綺麗な色彩で煌々と玄関を照らし出して教えてくれるでしょう。
まあこれも多少の気休めなんですけどね(笑)とにかく燃え始めても周囲にいきなり被害がでずに、取っ手を持ってある程度移動できるように。
これとは別に日本製の保護回路付70㎜のリチウムイオン電池を買う予定ですが
その70㎜が入るのか、バッテリーケースを確認しなければいけません。
と、その前に箱に入っていた内容物を確認します。
全部ちゃんと入っていましたね。
よしよし、良い調子です。お次はバッテリーケースです。
防雨とあるようにバッテリーケースの外側はプラスチックカバー、後頭部にあたる内側はラバーカバーです。
マイナス側のスプリングが結構伸縮するので、70㎜も大丈夫そうです。
今のままでも67㎜が入るので67㎜保護回路付きのを買っても入りそうです。
そしてお次は動作チェックです。
まずヘッドランプ&カメラ部の動作です。3段階で角度を変えられました。通常時もいれれば4段階かな。
お次に点灯試験です。
リチウムイオン電池をドキドキしながらセットします。リチウムイオン電池で決してやってはいけない最重要項目の1つに「+と-を逆にセットしない」という点があります。
こればっかりは絶対にやってはいけません。廉価な商品だと下手すると保護回路入っていても短絡(ショート)起こします。
起こったら最後、中から急速な発熱がはじまり、リチウムの何とも言えない茶色い液体が漏れ出し、煙を吐き出して燃焼しだして破裂します。普通の乾電池の3倍以上の電圧と蓄電能力を持ったリチウムイオン電池です。その威力はYouTube動画などでも紹介されていて、目を見張るものがあります。
十分注意しながらセットします。そしてライトのボタンはランプ横の緑色のボタンです。1回目を押すと60ルーメンの光量、次に100、280ルーメンと徐々に段階を上げることができ、4回目で消灯します。
ぺかっ!
光りました!
しばらく点けたり消したりを繰り返しました。
問題無さそうです。
そして次に装着試験です。ヘッドセットの邪魔にならないか。長時間装着することに耐えうるのか、後頭部のバッテリーボックスは装着時に邪魔をしないか。
結論から言うと、ヘッドセットが問題無く装着できました。
ただ、髪がゴムバンドにからまって違和感が出てきてしまうので、短髪にするか帽子を被ってその上から装着するのが良さそうです。
驚くべきはこのヘッドランプ、装着が予想以上に手早く出来ます!しかも片手で!
ゴムバンドの締め付けが丁度良く頭にフィットするし、作りとしてはなかな良い物に思えます。
左側頭部側にはバッテリーケースからランプカメラへと延びるリード線がくっついています。ヘッドセットを被る時これをイワーマフに巻き込むと耳が痛いので少し気を付ける必要があります。
ということで
着装してみました。ヘッドセットはFlightcom社製のDenaliです。有名どころのDavidClerkやBOSEより100数十グラム軽いので買って使ってます。重いのは疲れて首や耳の周りが痛くなるので。値段は345ドルとANR(ノイズキャンセリング)無しにしてはちょいと割高ですが、ANRとつけ比べてあまり変化が感じられなかったのでこちらにしました。ANR付だと515ドルしましたかね。BOSEのいいやつだと1000ドル超えてしまいます。でも付け心地良かったな~。
邪魔にならず、頭にしっかりフィットするので良い感じです。
リチウムイオン電池をセットした全重量で搭載した上でヘッドセットを装着してみましたが、自分の場合は思いという印象はあまりありませんでした。
むしろ、ヘルメットを被っている感覚に近いです。
なによりライトの下の穴がカメラ穴なので、より視線に近い位置で撮影できます
ですが
ですが
駄目だ~~~!!!自分の姿が滑稽すぎて笑ってしまう~~~!!
隣でおもむろにこんなの付け始めたら、教官はなんて言うだろう(笑)
会社帰りに宅急便が来たので、スーツのままです。このまま着装するならラフな格好にするべきだったかもしれません(笑)
次に実際の動画撮影です。
室内の照明を消して、93秒の撮影を行いました。93秒で187MBの撮影容量となりました。1分半でこれだけ食うとは予想外です。10分間だと1.2GB近くなる計算です。
最大32GBだと、32÷1.2=26.6。10分間×26.6=266分。266分÷60分=4.43
4時間弱の撮影でメモリーが一杯になる計算です。
あと使っていて分かったのですが、撮影が始まるとライト下部でオレンジの作動灯が点滅を始めます。
眼を上に向けると見える、というより向けなくても見えるのでちゃんと作動しているのかどうか確認が容易です。
このような映像です。
あとはカタログスペック、公称値の長時間録画が出来るのであれば問題は無いでしょう。
実際に使える日を楽しみ待つのみです。
さてさて、今日はここまで。
防雨・長時間録画対応ヘッドランプ型ビデオカメラ 登山・キャンプで面白い映像が撮れそうなウェアラブルカメラ【CN-HLC01】