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Navigation Log(航法ログ) Part2

2017/04/20

前回の飛行訓練の復習と総まとめ、チェックライド前の予習・復習でてんてこ舞いです。

そんな中、2月に入る前だったかナブログについての投稿をしていたのを思い出し

グアムでせっかく実物を作って、それに沿って飛んでいたのでナブログPart2について投稿しようと思います。

なんといっても今まで学んだことをちゃんと覚えていないと作れません。

なので今までの集大成といった感じでしょうか。航法計算盤や航空図、航法定規、無線航法、無線交信、位置通報点、Non-Tower空港でのオペレーションなどなど、全てが必要になってきます。

今までの関連する投稿ページもまとめてみました。よければどうぞご参照ください。

Flight Computer(航法計算盤) Part1

Flight Computer(航法計算盤)Part2 -時間、速度、距離について-

Flight Computer(航法計算盤)Part3 ― 燃料消費の計算について 

Flight Computer(航法計算盤)Part4 -TAS(True Air Speed)真対気速度の求め方について-

Flight Computer(航法計算盤)Part5 と ちょっとNavigation(航法)

Flight Computer(航法計算盤)Part6 -Conversions(変換)-

Flight Computer(航法計算盤)Part7 -真高度の求め方-

航法定規(Navigation Plotter) と航空図(Aeronautical Chart)で距離・方位を測ろう

無線航法Part1 ーRadio NavigationとNAVAIDについてー

無線航法Part2 ーVOR受信機の使い方についてー

無線航法Part3 -VOR受信機のOBSとコースの決め方-

グアムでセスナ飛行訓練 -無線交信動画偏-

クロスカントリー飛行 Part1 (グアム~サイパン~ロタ~グアム)

クロスカントリー飛行 Part2(無線交信動画偏)

Navigation log(航法ログ)Part1

グアム飛行訓練ローカル位置通報点まとめと、グアムでのスカイダイビング

Non-Tower空港の日曜日

ではご紹介してみましょう。

 

「Navigation Log」

クロスカントリー飛行前に自分が飛ぶルート上の必要な航法諸元、風の影響、関係する空港の情報や機体の諸元を1枚の紙にまとめておける素晴らしい紙、といった感じでしょうか。

まずは実物をば。前回グアムからサイパンへ飛んだ時の用紙です。

 

なにやらごちゃごちゃ書き込んでありますが、1つ1つがとても重要な情報です。この数字のどれかが間違っているとのちのちの航法が全てずれるということもあるので、作る時は間違いのないように作るのがよいです。

あと、ナブログを作るのは慣れていないととても時間がかかります。

あと、1回作っても当日フライトする前にNOTAM等チェックしていると、ルート上にTFR(一時的飛行制限エリア)が出来るなんて稀有な場合もあります。

管制とコンタクトしていれば通れるTFRなら良いのですが(グアムでたまに出る)、絶対入ってはいけないTFRだったらそうしたらルートを変更したり、行先を変更しなければいけないのでNavigation Logを途中から、あるいは最初から作り直さなければいけません。

このNavigation Log、項目ごとに紹介するとだいたいこんな感じになっています。

A 使用航空機の用途別速度

B TOC(Top of Climb=最大どこまで上昇するか)とTOD(Top of Descent=降下開始点)の算出

C 重量重心計算と必要な離陸距離、必要な着陸距離、使用滑走路の長さ(今回は別紙に計算済み)

① Check Points 位置通報点や島の岬、目印になるポイントなどを書き込みます。グアムだったらPati Pointとか。

 

 

② 使用するVOR(無線航法施設の1種)の周波数(Freq)と識別符号(Ident)

③ Course(プロッター(航法定規)を使ってチャート(航空図)上で図った出発地から目的地への地図上の方位)

 

 

④ Altitude(MSL) 海面高度どのくらいを飛行する?上昇?巡航?下降?

⑤ Wind 風向風速 どうやって測るかというと、当日の飛行に一番近い上層風予測(Winds Aloft Forecast)データから求める

 

 

⑥ TAS 真対気速度 以前の投稿「Flight Computer(航法計算盤)Part4 -TAS(True Air Speed)の求め方」で紹介したもの

TC、TH、MHについては「Flight Computer(航法計算盤)Part5 と ちょっとNavigation(航法)」で紹介してます

⑦ CH (上に書いたもろもろの影響を考慮して、実際に飛行中取るべき予想の方位。目標見えるなら目視でそっち飛んでいく)

⑧ Dist 距離のこと。LegはCheck Pointから次のPointまでの距離を書き込む。Rem(Remain=残り)は残りの飛行距離。

⑨ GS 対地速度。Estが予測。Actが実際。Actも書き込みたかったけど飛んでる時忙しくてそれどころでは無かった(^^;)

⑩ ETE/ATE Estimate Time of Enroute/Actual Time of Enroute 飛行予想時間と実際の飛行時間。

⑪ ETA/ATA Estimated Time of Arrival/Actual Time of Arrival 到着予想時間と実際の到着時間。

⑫ Fuel/Rem 予想使用燃料と残燃料。Pilot Operating HandBookの巡航性能のページや上昇性能のところを見て計算する。

 

 

⑬ 出発空港の気象情報 現地で「ATIS」やRadioから気象情報入手したら書き込むのですが、ニーボードに書いてこっちに書いてないっていう。。。どれだけ多忙であったかよく分かる。ATISについては前回クロスカントリー動画を紹介した時の冒頭に流れている自動音声がそれにあたります。

⇒ 「クロスカントリー飛行 Part2(無線交信動画偏)

⑭ 到着空港の気象情報

⑮ 出発空港の各使用周波数とTraffic Pattern Altitude(トラフィックパターンはこちらを参照)、飛行場の標高(Field Elev)

⑯ 到着空港の各使用周波数とTraffic Pattern Altitude、飛行場の標高(Field Elev)

⑰ HOBBS In 車のタコメーターと同じです。エンジンかける前にこの数字を確認します。

HOBBS Out エンジンをシャットダウンしたら確認

⑱ Log Time

⑲ Flight Plan Closed? あなたフライトプランクローズしましたか?してなかったら捜索救難はじまっちゃうよ。という警告

もしクローズしてなかったら捜索救難がはじまって各方面に莫大な大迷惑をかけるとともに、莫大な賠償金ということになるかも。ある意味一番重要な項目かもしれない(笑)

ではそれぞれについて紹介をば。

 

と、思ったら深夜3時になってしまいました。最近ついついあれもこれもとやっているうちに、夜更かしがはかどります(笑)

さてさて、今日はここまで。

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